
こんにちは。ブログとYouTubeで活動しております。『ろうじん』と申します。
S5お疲れ様でした。
今期は前期の尾を引くように切断う◯ちバグに悩まされるシーズンとなりました。
最終476位 チルドロンゲアマガ サイクル




構築経緯
切断バグが一般に認知されたこともあり、前期以上にバグの使用者が増加した本シーズンでの戦績は正確な対戦指標に値しないと判断し、今期は『自分の好きなポケモン』を軸に構築を組むことにした。
構築経緯がかなり私的なものとなるが、S5期間中に厳選が完了した『色違い パッチルドン』を軸に構築を組み始めた。
S1~S5の現在まで『カセキメラ』を軸としたサイクル構築を使い続けていたため、S5ではS2で使用した『ガルドホルード ウオノロンゲアマガ サイクル』を基盤として『パッチラゴン』の枠を『パッチルドン』へと変更し、『ギルガルド』の枠を『ピクシー』へと変更することで可能な限りS5の環境へ適応させることにした。
各個体紹介
HCメガネパッチルドン

技構成 |
れいとうビーム |
10まんボルト |
フリーズドライ |
こらえる |
持ち物 | こだわりメガネ |
特性 | ちくでん |
性格 | ひかえめ |
役割 | サイクル駒/特殊AT |
選出率 | 6位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 204 | 0 | 0 | 252 | 0 | 52 |
実数値 | 191 | 108 | 110 | 156 | 100 | 82 |
素早さ4振り60族抜き。
本構築経緯の核となる一体。
前期で『ウォッシュロトム』と『ガオガエン』を軸とした鬼火サイクルが結果を残したこともあり、S5の環境ではこれまで以上に『ウォッシュロトム』が増加している印象を受けた。
そのため、ウォッシュロトムの鬼火の影響を受けずに有効打を確保できる『蓄電 特殊パッチルドン』が上手く機能するのではないかと思い、パッチルドンをサイクルに絡めることにした。
CSスカーフ ウォッシュロトムに滅法強く後述するアーマーガアとの対面で電気技か鬼火を選択していた場合、引き先として蓄電パッチルドンが非常に安定する。静電気でも十分に受けることは可能だがボルトチェンジのサイクルカットを意識するため、今回は蓄電で採用することにした。
また、耐久に振っていないウォッシュロトムの場合は眼鏡フリーズドライで確定1発を取ることができる。
有利対面を取った際は一貫しやすい高火力電気/氷技を相手に押し付けることが可能なため、サイクルに負荷がかかりやすい。
想像していたよりも使用感は悪くはなく、でんげきくちばしを意識されるのかウォッシュロトムとの対面で鬼火から入ってくるパターンも多く見られた。
未だデータが少ないポケモンのため、思わぬところでアドバンテージを取れる点は評価できるが癖が強くロトムを見る枠としてパッチラゴンを差し置いてあえてパッチルドンを採用するべきかは疑問。
強いてパッチラゴンよりも勝っている点があるとすれば『スカーフホルード』×『ウォッシュロトム』のようなトンボルサイクルの並びにフリーズドライで一貫が取れるため、技の一貫の取りやすさはパッチラゴンよりも勝っているように感じられた。
こらえるは相手のダイマックスターンを消化する目的で採用。
余談
可愛い過ぎて色違い粘りました。
そして全力で活躍させました。
スカーフウオノラゴン

技構成 |
エラがみ |
げきりん |
けたぐり |
ねごと |
持ち物 | こだわりスカーフ |
特性 | がんじょうあご |
性格 | ようき |
役割 | サイクル駒/物理AT |
選出率 | 3位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 0 | 252 | 0 | 0 | 4 | 252 |
実数値 | 165 | 142 | 120 | – | 101 | 139 |
前期までは『まもる 型』を使用していたが今期では比較的スタンダードな『ねごと けたぐり型』を使用して見ることにした。
寝言を採用したものの、一度も使用する機会はなかったためこの枠はやはり後述するアーマーガアとサイクルを回す場合は『まもる』の方が使用感が良いように感じられた。
一方で『けたぐり』はナットレイの個体数が増加していたため、ダイナックルとして使用する機会はそれなりにあった。
前述したパッチルドンとの相性補完も優れているため、
ヒートロトムのダイバーンをウオノラゴンで受ける→ダイサンダーを蓄電パッチルドンで受ける→ウオノラゴンでダイバーンを再度受けるorツッパリこらえる
と言った具合にエラがみを日照り込みで受けようとするヒートロトムのダイマックスターンをカセキメラサイクルで去なした後にウオノラゴンのエラがみを通す動きが可能。
マジックガード珠ピクシー

技構成 |
かえんほうしゃ |
10まんボルト |
ムーンフォース |
めいそう |
持ち物 | いのちのたま |
特性 | マジックガード |
性格 | ひかえめ |
役割 | 対面駒/特殊AT/受け崩し |
選出率 | 5位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 180 | 0 | 0 | 252 | 0 | 76 |
実数値 | 193 | – | 93 | 161 | 110 | 90 |
素早さ4振りアーマーガア抜き抜き。
ドヒドイデ絡みの受けサイクルを崩壊させる『マジックガード ピクシー』。
採用したは良いが何故か環境から受けサイクルが消えていたため、一度も受けサイクルを崩壊させる機会はなかった。
一方でウオノラゴンVSナットレイ対面でナットレイ側はやどりぎのタネか鉄壁しか基本的に打てないため、ピクシーへの交代が比較的安定する。
マジックガードでやどりぎのタネを透かしつつ、ジャイロボールで突っ張ってくるナットレイをを燃やしたりとウオノラゴンと絡めればサイクルも回せないことはない。
ウオノラゴンの前で竜技を選択してくるドラパルト辺りにもピクシーの受け出しが可能だが、ヤンキープレイを決めてくるドラパルトも一定数存在するため過信は禁物。
ダイマックス込みでの対面性能が意外にも高く、アーマーガアを選出していない場合やアーマーガアが消耗してしまった場合にダイマックスを切ることもあった。
耐久調整リリバオーロンゲ

技構成 |
でんじは |
ふいうち |
かわらわり |
ソウルクラッシュ |
持ち物 | リリバのみ |
特性 | いたずらごころ |
性格 | いじっぱり |
役割 | サイクル駒/物理AT/ストッパー |
選出率 | 1位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 164 | 244 | 28 | 0 | 4 | 68 |
実数値 | 191 | 188 | 89 | – | 96 | 89 |
キョダイマックス個体を使用。
S1~S5にかけて使用し続けてきたリリバのみ採用アタッカーオーロンゲ。
カセキメラと攻撃面/防御面、共に相性補完が優れている。
ドラパルトを始めとした相手に電磁波を撒くことでカセキメラに上を取らせる動きが非常に強力。
電磁波の一貫をドリュウズのみで切っている構築にはリリバのみと格闘技で対面処理し、裏のポケモンに麻痺を入れてカセキメラに繋ぐ流れが理想の動きとなる。
この個体に関しては以下の育成論を参照。
襷じたばたホルード

技構成 |
じしん |
じたばた |
でんこうせっか |
かみなりパンチ |
持ち物 | きあいのタスキ |
特性 | ちからもち |
性格 | いじっぱり |
役割 | 対面駒/物理AT/ストッパー |
選出率 | 4位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 4 | 252 | 0 | 0 | 0 | 252 |
実数値 | 161 | 118 | 97 | – | 97 | 130 |
S2で使用した個体の『とびはねる』の枠を『でんこうせっか』に変更し、対面性能を底上げした。
『とびはねる』を採用する場合は相手のダイマックスターンの消化や自身がダイマックスした際に有効に機能するが今回は非ダイマックスで使用することを前提に『でんこうせっか』に変更している。
HASアーマーガア

技構成 |
ちょうはつ |
はねやすめ |
ビルドアップ |
ブレイブバード |
持ち物 | するどいくちばし |
特性 | ミラーアーマー |
性格 | いじっぱり |
役割 | サイクル駒/ダイマックスAT |
選出率 | 2位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 140 | 172 | 0 | 0 | 0 | 196 |
実数値 | 191 | 141 | 125 | – | 106 | 112 |
S1~S5まで愛用するアーマーガア。
カセキメラ+オーロンゲでアーマーガアの弊害となるロトム系統やドラパルトをダイジェット圏内に入れてアーマーガアを通す動きが勝ちパターンの大筋となる。
ロトムが多い環境ではやや向かい風なものの、カセキメラとオーロンゲで上手く削ってロトムさえ突破できれば止めることは非常に困難。
ダイマックスが切れた後も羽休めとS上昇後のビルドアップで息が長く続く点も強力。
選出パターン
ウオノロンゲアーマーガア(基本攻めサイクル1)
相手の構築内にヒートロトムがいる場合
チルドロンゲアーマーガア(基本攻めサイクル2)
相手の構築内にウォッシュロトムがいる場合
ウオノチルドアーマーガア(攻めサイクル3)
ドラパルト無しの構築で主に選出
ホルピクアーマーガアorウオノラゴン(対面選出)
天候や積み展開相手に選出
YouTube 構築紹介動画
余談

自分の色しか出ていない本構築…。
パッチルドンは言われているほど不遇ポケモンではなく、めざ氷が消えた現環境ではオンリーワンな技範囲で相手のサイクルに大きく負荷をかけてくれます。
切断バグの一件から順位上げに対するモチベーションが大幅に低下してしまい、今期は勝ちに拘らず好きなポケモンを並べてenjoyすることにしました。
…と最終日に挑みましたが切断バグとは別件で追い打ちをかけるかのように謎の回線切れが連発。(当然、通常の回線切れとなるためこちらの順位のみ下がり対戦相手の順位が上がる。)

回線切れの報告は他にもチラホラと見かけましたが原因は不明。
(恐らく家が悪い…?)

一時バトルスタジアムにも入れないほど調子が悪く、時間にもかなり余裕がありましたがあらゆる方面でモチベーションが保てなくなったため早めに撤退しました。
今期は頑張って手に入れたパッチルドンが活躍してくれただけで満足。
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